- 山本太郎さんの能登地震支援での行動と炎上の原因
- 世間からの反応
- 迷惑系YouTuberの動き
令和6年(2024年)1月1日の新年早々、石川県の能登半島はマグニチュード7.6・震度7の大規模な地震に見舞われ、大災害を引き起こしました。
政治家や各界・著名人等からの支援が集まる中、れいわ新選組の山本太郎氏も、現地の状況を把握し支援活動に参加しています。
しかし、そこでの行動が世間から賛否両論の炎上を巻き起こすこととなりました。
本記事では、今回巻き起こった炎上事件について詳細に解説していきます!
山本太郎さんの行動
「この混乱状態も含めて国会議員に知ってもらいたい。」
「あまりの政府の後手後手に、命が蔑ろにされている」電話ではなく、現場のNPOから直接話を聞くため、本日、能登半島は能登町に入った。
来週にも国会では災害特別委員会を開くような開かないような、生ぬるい動きがあるので、現場の声を、状況を知っておく必要がある。
始発でレンタカーに空きがある駅まで移動し、能登町に到着したのは午後6時。役場の駐車場には全国から集まったNPOが片付けと翌日の準備に忙しい。雨よけのテントを組み立てていた全国の被災地で何度も顔を合わせた人たちに混じりながら状況を聞く。
ある避難所では700人に対する一食の食料配布が昨日はおにぎり一個だった。今日、NPOがその避難所に食材を届けたら、被災者から拍手が生まれ、「お礼に炊き出しで作ったものをお裾分けする」と、約束をしてくれたと言う。被災者自ら料理をすることは気晴らしや誰かに喜んでもらえるばかりでなく、温かいものを口にできることは大きい。
避難生活が続けばお弁当も高カロリーの似た内容が続き、高血圧や成人病などにもあまり良いとは言えない。
ただお世話をされる立場に被災者をおくと再び立ち上がる力を奪ってしまう。積極的に何かをやれる空気作りは、その後の街の復旧にも大きく影響する、とこれまで数十もの復興を手伝ってきたNPOの方はいう。
炊事環境がある避難所であれば、これが可能になるが、その様な避難所は少ない。
そこで自衛隊のキッチンカーの出番だ。自衛隊は自走式と牽引式キッチンカーを持っている。その数、合わせて800を超える。牽引式は約45分のうちに250人分、自走式は約60分で150人分の炊事を行う素晴らしい能力を持っている。
2018年西日本豪雨の国会質疑( https://taro-yamamoto.jp/national-diet/8706 )からこの件をお願いし続けているが未だ叶っておらず、今回は実現したい。
そんな話をしながら彼らの晩ごはんの炊き出しに誘われ凍える寒さの中、カレーをいただく。
明日は当事者に直接話を聞き、今、何が必要かをしっかりと勉強させてもらうと意気込み、車の中で眠ります。
引用:X(@yamamototaro0)より
これを要約すると、
- 国会議員として現場の混乱状態と政府の対応を把握するため、能登町を訪問。
- 災害特別委員会の開催の動きがあるため、現場の状況を知る必要がある。
- 朝からレンタカーで移動し、午後6時に能登町に到着。
- 役場の駐車場でNPOと共に片付けや翌日の準備を行い、状況を聞く。
- ある避難所では食料配布が不足しており、NPOが食材を届けた際、被災者から感謝の拍手があった。
- 避難所での食事が高カロリーで同じ内容が続くため、健康上の問題が懸念される。
- 自衛隊のキッチンカーの活用を提案し、2018年西日本豪雨の質疑からその実現を求め続けている。
- 炊き出しに誘われ、寒さの中でカレーをいただく。
- 翌日、当事者に話を聞き、現場で必要なものを学ぶための意気込みを示す。
というような感じです。一方、石川県は、
と、能登方面への不要不急の移動は控えるようにということ、個人からの義援物資は受け付けていないということをハッキリと表明しています。
山本さんは如何にも全うなことを言っていますが今回の行動の中で、
・石川県が能登半島への直接の支援を個人的に車両で来て行うことは自粛してくれと言っているのに、それを無視して行動していること
・被災地で炊き出しカレーを食べたこと
に対し、世間から賛否の声が上がり炎上が巻き起こりました。
一部では、被災者の食糧を使用したのではないかとの指摘もあり、この行動に対する見解が分かれている状況です。
世間の反応
山本太郎さんの被災地での活動に対する世間の反応は、賛否両論です。
このように、「自民党の動きが鈍い!」「山本代表は動きが早い!」「れいわ新選組が日本を救う!」という声が多い印象ですね。
このような批判的な声は、被災地での活動における感受性と配慮の重要性を指摘しているものが多いことが見受けられますね。
特に、避難民の炊き出しのカレーを食べた件に関して非難している声が多数ありました。
一部のユーザーは彼の行動を積極的な支援活動として評価する一方で、他のユーザーはより慎重なアプローチが必要だったとの意見を述べているという構図ですね。
このように、山本太郎さんの行動は、被災地支援に対する意識を高めるきっかけとなり、同時に公衆の間で多様な意見が交わされる炎上を巻き起こすこととなりました。
そして、この機を逃すまいと迷惑系YouTuberたちも集まる始末に…
このように今回の山本太郎さんの行動が、迷惑系YouTuberや個人の義援物資運搬を助長させてしまったということも考えられます。
まとめ
山本太郎さんの被災地能登半島訪問は、多面的な影響を与えました。
彼の現地での行動は一部から支持され、被災者の実情を理解し政治に反映させようとする姿勢が評価されている一方で、炊き出しカレーを食べたことや個人的な行動に対する批判的な意見も存在し、被災地支援における配慮が重要であるという点を示唆しています。
結果としてSNS上で、彼の行動を巡って様々な議論が交わされ、炎上騒ぎとなりました(被災地支援に対する意識が高まるきっかけとなったとも言えますが笑)。
今回、山本太郎さんは既に現地に滞在してボランティアをしているので、今後の活動にこの経験を活かして被災地の実情に基づいたより効果的な支援策を提言していくのでしょう(恐らく…)。
しかし、こういった災害に対する対応は、やはり国や自治体が主導となって効率的に対応しより多くの人命救助をしていくということが重要ですので、今回の一件は専門家たちの間でよく議論してもらい、より良い支援策というものを生み出していってほしいですね。
被災された方々に心よりお見舞い申し上げるとともに、いち早い復興をお祈り申し上げます。
コメント
コメント一覧 (2件)
れいわが政権を取る未来は見えてこないですね。
度々注目は集めますが、政党としての人気はまだまだ無いように伺えますね。